メディアヴィジョンは27日、PCの環境移行ツール「IntelliMover日本語版」を10月7日から発売すると発表した。買い換えなどの際に、システム設定をはじめ、フォルダやファイルなどを古いPCから新しいPCに簡単に移行できる。価格は10,800円。Windows XP/2000/Me/98SE/98およびInternet Explorer 4.01 SP1以降に対応する。なお、新PCのOSは、旧PCと同じか新しいバージョンである必要がある(Meから2000への移行は可能)。
IntelliMoverでは、付属のUSBケーブルで新旧PCを接続し、ウイザードに従うだけで瞬時に環境を移行できる。システムのほか、Webブラウザやメールソフトをはじめとするアプリケーションの設定も移行可能。対応するアプリケーションは現在メディアヴィジョンでマイクロソフトのInternet Explorer、Outlook、Outlook Express、Officeなどを検証中で、9月中旬にも正式に発表する。対応アプリケーションでは、バージョンが異なってもきちんと設定が移行できるとしている。
なお、米国版ではこのほかにWindows Media PlayerやWinAmp、Acrobatなどもサポートしていたが、日本語版では未定。今後、検証結果を順次公開していく。また、もともと米国版でサポートしてない日本独自のメールソフトなどについては、次期バージョンでの対応になるのではないかとしている。
メディアヴィジョンではこのほか、LANなどのTCP/IPネットワーク経由で移行データをやりとりできる「IntelliMover Network日本語版」も同日より発売する。こちらはUSBケーブルが同梱されておらず、価格は7,800円。5ライセンス32,000円からのライセンスパックも用意する。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.mvi.co.jp/whatsnew/new_206.html
( 永沢 茂 )
2003/08/27 18:57
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