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各セキュリティベンダー、Blasterウイルス対策CD-ROMを55,000枚用意 |
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～東京の量販店では開店前に長蛇の列
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8月中旬から猛威を振るっているBlasterウイルス。各セキュリティベンダーはパソコンショップなどで無償の対策CD-ROMを順次配布し、対策を促している。東京では「開店前に50人を超す長蛇の列ができた店舗もあった」（トレンドマイクロ）という。 配布されているCD-ROMは、マイクロソフトの修正プログラムと各セキュリティベンダーのウイルス対策ソフトが収録されたもの。BlasterウイルスやBlaster.Dウイルスに感染し、インターネットに接続できない個人ユーザーを対象としている。 27日にひと足早く「Blaster駆除ツール」15,000枚の無償配布を開始したのはシマンテックだ。全国のパソコンショップや家電量販店で配布しているほか、電話での受付窓口も開設している。 トレンドマイクロは、28日から「MSブラスト対応レスキューCD-ROM」の無償配布を開始。こちらも全国のパソコンショップや家電量販店で配布したが、すでに用意したCD-ROM10,000枚の配布を完了している。今後はセキュリティソフトの製品版に同様のCD-ROMを添付する予定だという。 同じく28日からはラックが、「Blaster対策Toolkit」20,000枚の申込受付を開始した。発送は9月4日から開始される。対策CD-ROMについては「SOHOのユーザーなどからの要望が多かった」とし、法人ユーザーよりも個人ユーザーからの要望に応えたという。 9月上旬に配布を予定している日本ネットワークアソシエイツ（NAC）は、「W32/Lovsan.worm（MSブラスト）対策CD-ROM」10,000枚を配布予定だ。配布方法などは未定だが、「法人ユーザー向けのセミナーなどで配布することも検討している」。 対策CD-ROMを配布すると発表しているセキュリティベンダーは、今のところこれらの5社のみで、配布総数は55,000枚に止まっている。しかも、すでにトレンドマイクロは配布を終了しており、ラックやNACは、現時点では予定本数以上は無償配布しない方針だという。当初20万枚の配布を予定していると発表したマイクロソフトでは、「20万本の配分については検討中」としている。 関連情報 ■URL 対策CD-ROM電話窓口開設（シマンテック） http://service1.symantec.com/SUPPORT/INTER/ japanesecustserv.nsf/jdocid/20030821133704945 対策CD-ROM配布終了のお知らせ（トレンドマイクロ） http://www.trendmicro.co.jp/msblast/cd.asp 対策CD-ROMの申込について（ラック） http://www.lac.co.jp/security/news/blasterweb/cdorder.html 対策CD-ROMの詳細について（日本ネットワークアソシエイツ） http://www.nai.com/japan/LovsanCD.asp 対策CD-ROMについて（マイクロソフト） http://www.microsoft.com/japan/security/howtoget.asp ・ MSとベンダー各社のBlasterウイルス対策CD-ROM、27日から順次配布開始（2003/08/22）
（ 鷹木 創 ）
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