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左上がコインタグ
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東芝テックは、無線ICタグ(RFID)を利用した「RFタグ専門店、店舗・物流管理システム(仮称)」を11月より販売すると発表した。アパレルメーカーにRFIDシステムの導入実績のある先端情報工学研究所と共同開発したもので、アパレル、靴などの専門店や百貨店を対象に販売する。RFIDの導入を促すため、評価用のパッケージも用意する。
店舗・物流管理システムは、RFIDを商品に貼り付け、これに記録された情報を非接触方式で読み取ることで店舗や流通における商品管理を効率化するシステム。日本インフォメーションシステムが新たに開発した、10円玉サイズの「コインタグ(コインタグ)」を採用しているのが特徴だ。従来の製品に比べて2倍となる最大60cmの読み取り距離を実現したほか、1.5秒間で100個のRFIDを読み取れるなど、性能が大幅に改善されているという。
「評価用のお試しパック」は、コインタグ100個とリーダー/ライター、アンテナ、読み取りソフトをセットにしたもので、価格は75万円。なお、コインタグのみの標準単価はロット1億個で25円、1,000万個で40円となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.toshibatec.co.jp/news/030827.htm
関連記事:マルエツら3社、食品流通分野における無線ICタグの実証実験
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0424/ictag.htm
( 永沢 茂 )
2003/08/29 15:50
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