株式会社シマンテックは2日、学校を対象に、ウイルス対策製品をPCの台数に関係なく一律価格で提供するライセンス「Symantec AntiVirus Corporate Edition School License」を12日から提供すると発表した。対象となる学校は、文部科学省認可の幼稚園、小学校、中学校、高等学校など。
School Licenseで提供されるのは、クライアント用ウイルス対策ソフト「Symantec AntiVirus Corporate Edition for Workstations」、サーバー用ウイルス対策ソフト「Symantec AntiVirus Corporate Edition for Network Servers」、および管理ツール「Symantec System Center」など。同じ住所の敷地内にある同じ校名の学校であればクライアントとサーバーに対して無制限にインストールできる。
ライセンス価格は、1年ライセンスが9万円、3年ライセンスが27万円、5年ライセンスが45万円となっている。ライセンスには、ウイルス定義ファイルやその他のセキュリティ・アップデート、最新バージョンのソフトの使用権、電話・FAX・電子メール・Webなどを通じたサポートが受けられる「ゴールドメンテナンス」が含まれている。
シマンテックによれば、「通常のライセンス価格と比較した場合で約8分の1、従来教育機関向けに提供していたライセンス価格と比較した場合でも約3分の1になる」という。なお、大学、短期大学、大学院に関しては従来の教育機関向けライセンス価格を適用する。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.symantec.com/region/jp/news/year03/030902.html
関連記事:トレンドマイクロ、学校ごとに一律料金のウイルス対策ソフト
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0402/school.htm
( 岡田大助 )
2003/09/02 11:39
- ページの先頭へ-
|