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IPv6 Readyロゴ
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IPv6 Forumは、相互運用性が認められたIPv6製品にロゴを発行する国際的なプログラム「IPv6 Ready Logo Program」の第1フェイズが開始されたと発表した。IPv6 Ready Logo Program Committeeの議長を務めるのは、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事の江崎浩東京大学助教授だ。
IPv6 Ready Logo Programでは、IPv6適合性テスト仕様を確定。製品のIPv6テストや適合性テストを行ない、相互運用性が認められた製品に対してIPv6固有のロゴを付与する。第1フェイズでは、対象製品がIPv6の最低限不可欠なコアプロトコルを実装していることを示す。
また、9月23日からベルギーのブリュッセルにおいて、各国テスト機関で構成されたETSI PLUGTESTSによるテストイベントも開催される。日本からはTAHIプロジェクトが参加。コアプロトコル、モバイルIPv6、IPv4-IPv6トランスレーション、ルーティングプロトコル、セキュリティ、DHCPv6などの適合性を検証する。
IPv6普及・高度化推進協議会では、「相互運用性の確保は、インターネットの世界では、論を待たない必要条件」としており、「膨大な参画者数を誇るIPv6市場にとって、多様なIPv6製品の相互運用性の実現程度を厳正に現わすシンボル(本プログラムではロゴ)の提供は、避けて通れない」とコメントしている。
関連情報
■URL
IPv6 Ready Logo Program(英文)
http://www.ipv6ready.org/
関連記事:IPv6 Forum、IPv6製品の相互運用性を認定する「IPv6 Readyロゴ」を制定
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0502/logo.htm
( 岡田大助 )
2003/09/03 13:25
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