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「Office Online」の日本語サイト
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米Microsoftは8日、Microsoft Office製品に関するさまざまなツールの提供やサポートを行なうWebサイト「Office Online」を開設した。すでに日本語版も提供されている。
Office Onlineは、Microsoft Office Systemのオンラインコンポーネントと位置付けられており、Office 2003の多くのアプリケーションと緊密に統合されている。同サイトでは、生産性向上のためのツール、実用記事、ヒント集、トレーニングコース、テンプレート、クリップアート、ダウンロードサービスなどを提供する。
Office Onlineの中の「アシスタント」サイトは、アプリケーションの操作中に発生したトラブルの解決を目指すコンテンツだ。各アプリケーションや機能の使い方に関するヘルプやコラム、ヒント、理解度テストなどを提供する。対象となっているのは、Office 2003とOffice XP/2000。
「トレーニング」サイトでは、新しい機能を学習するためのトレーニングが用意されている。ただし、トレーニングコースを表示するためには、少なくとも1種類のOffice 2003アプリケーションがインストールされている必要がある。
「テンプレート」サイトでは、カレンダーや履歴書、挨拶状、事業計画、レポートなど1,000点を超えるテンプレートを用意。また、「クリップアートとメディア」サイトでは、135,000点を超えるクリップアートやアニメーション、サウンド、写真などを提供する。
「ダウンロード」サイトでは、セキュリティやパフォーマンスに関する最新のアップデート、ビューワやコンバータ、ひな型などを提供する。ダウンロードを個別に検索することもできるが、最新のアップデートを簡単に適用するための「Officeのアップデート」機能も用意されている。
Office OnlineグループマネージャーのChris Linnett氏は、「Office Onlineは、我々とユーザーを結びつけ、彼らが何を欲しているかを聞き取ることが可能になるだけでなく、我々もユーザーに対してもっとも重要な情報をアップデートしていくことが可能になる。そのために、現在100名以上のスタッフが世界中のOfficeユーザーのために活動を行なっている」と語る。また、「Office 2003ユーザーにとって利点となるのは、ドキュメントやスプレッドシートなどを離れることなく、Officeのタスク枠から必要な情報に直接アクセスできるようになったことだろう」とコメントしている。
関連情報
■URL
Office Online
http://office.microsoft.com/home/
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/features/2003/sep03/09-08OfficeOnline.asp
( 岡田大助 )
2003/09/09 15:12
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