米Macromediaは10日、「Macromedia Flash Player 7」をリリースした。このバージョンは日本語版も同時公開されており、Macromediaサイトから無償ダウンロードできる。
Flash Player 7ではコンパイラの改良により一般的なアプリケーションに対してランタイムパフォーマンスが2倍から最大10倍に改善。グラフィックス表示、動画再生、スクリプト、XMLパーシングの速度が向上したほか、メモリ利用効率も向上した。Macromediaによれば、特にMac OS X環境でのパフォーマンスが大きく改善したという。
またアップデート通知機能が追加され、新しいバージョンのFlashプレーヤーが公開された際に自動的に通知しアップデート可能となったほか、Webサービスに使用されるプロトコルの1つ、Simple Object Access Protocol(SOAP)をサポート。Webサービス環境への親和性を向上させた。またCSSを新たにサポートしたことで、HTMLとFlash共通のフォーマットを利用してデザイン効率の向上を可能にした。
なお、Flash Player 7はWindows、Mac両プラットフォームに対応しているが、インストール前に使用OSとブラウザ環境がサポートされているか確認してからインストールする必要がある。
関連情報
■URL
「Flash Player 7」製品情報(英文)
http://www.macromedia.com/go/pr04_fp7
「Flash Player 7」日本語版ダウンロードページ
http://www.macromedia.com/go/gnavtray_dl_flashpl_jp
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2003/09/11 12:07
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