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ファイルの更新や移動をメールで通知してくれるWebストレージシステム


データベースで郵便番号が「150」で始まる地域を検索し、それに該当する項目がそのまま仮想フォルダとして生成されたところ
 株式会社パートナーは、ファイル操作をエクスプローラ上から行なえるWebストレージシステム「TeamFile」を発売した。ファイルの共有機能としてはWindows NTサーバーと同等だが、ファイルの更新をメールで通知してくれる機能やデータベースとの連携機能を備えているのが特徴としている。

 TeamFileでは、ユーザーごとに専用のプライベートフォルダを作成したり、グループフォルダを作成して複数ユーザーでファイルを共有できる。メール通知機能を使えば、特定のフォルダ内にファイルが登録されたり、更新、移動、閲覧が行なわれた際に、あらかじめ設定したユーザーに自動的にメールで通知してくれる。ファイルを操作したユーザー自身が通知メールのメッセージを入力することも可能だ。

 データベースとの連携機能は、OracleやSQLなどの既存データベースと接続することで、データベースの項目に基づいた仮想フォルダを生成するというもの。例えば、データベースで条件検索した結果リストアップされた地名や従業員名、取引先名などの名前のフォルダがストレージ上に作成される。これにより、各ユーザーが好き勝手にフォルダを作成してしまうことで、本来は一元化されるべき関連ファイルが別々のフォルダに分散してしまう問題を防げるとしている。

 TeamFileは、サーバー側がRedHat Linux7.2以上、クライアント側がWindows XP/2000/Me/98およびInternet Explorer 6.0以上に対応する。なお、プロトコルにはHTTPを使用しているためインターネット経由での利用にも対応し、セキュリティはSSLで確保する。基本機能の価格は30ユーザーで720,000円から(1クライアントあたり24,000円)。メール通知機能は500,000円、データベース連携機能は3,000,000円のオプションとなる。


関連情報

URL
  TeamFile
  http://www.teamfile.com/


( 永沢 茂 )
2003/09/11 20:12

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