東京大学情報基盤センターが学内に設置している共用パソコンを、2004年3月にMacに移行することが明らかになった。3カ所のキャンパスに設置する約1,400台のうち、約1,150台がiMacになる。
これらのパソコンは学内LAN上に設置され、学生や教職員が自由に利用できるもの。従来はLinuxベースのパソコンが採用されていたという。アップルコンピュータによれば、Mac OS XがUNIXベースであること、管理のしやすさ、トータルコストという3点でMacが評価されたとしている。iMacのほか、サーバーにMac OS X Serverも採用され、ネットブートによってiMacを集中管理できるようになる。
アップルでは国内の教育市場において、名古屋商科大学に累積1万台以上のMacを納入した実績があるが、ネットブート環境のパソコンを1,000台以上の規模で受注したのは初めてだという。
関連情報
■URL
東京大学情報基盤センター
http://www.itc.u-tokyo.ac.jp/
アップルコンピュータ
http://www.apple.co.jp/
( 永沢 茂 )
2003/09/25 19:41
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