ネットレイティングスは25日、インターネット利用動向調査サービス「Nielsen//Netratings」の8月度の調査結果をまとめた。8月12日に発生したBlasterウイルスなどの影響でウイルス対策関連サイトの利用が過去最高を記録し、国内の家庭におけるインターネットユーザーの3人に1人が、ウイルス対策ベンダーなどのWebサイトにアクセスしていたことがわかった。
調査によると、SymantecのWebサイトが前月比151%にあたる3,618,000人の利用者を集め、リーチが12.8%に達したのをはじめ、Trend Microが前月比225%の2,442,000人でリーチ8.6%、Network Associatesが前月比135%の1,555,000人でリーチ5.5%、ソースネクストが前月比171%の768,000人でリーチ2.7%という結果だった。また、MicrosoftのWindows Updateの利用者数も前月比155%の6,928,000人となり、リーチは24.5%に達した。
今年に入ってからのこれら5つのサイトの利用者数の合計を見ると、7月までは600~700万人で推移していたのが、8月には1,000万人を突破し、10,022,000人に達している。5つのサイトのうちどれか1つ以上利用した人の割合は35.4%になる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDFファイル)
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/0925_2003ranking_j_final.pdf
( 永沢 茂 )
2003/09/25 20:34
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