NTTドコモは、携帯電話の通信機能を利用して端末内部のソフトウェアを更新できるシステムの運用を17日より開始する。
今回発表されたソフトウェア更新システムは、iモード端末の機能維持に対応するためという目的で構築されたもの。ムーバ(PDC)端末の252iシリーズより順次対応となっており、FOMA端末も今後発売される機種でサポートされる予定。なお、既に販売されている505iシリーズなどでは、ソフトウェアの改修などが必要になった場合、これまで通りドコモショップなどの窓口に持ち込む必要がある。
同社では、「今回の発表はあくまでもシステムが構築された段階ということ。マイクロソフトのWindows Updateのようなものとイメージして欲しい」としている。ソフトウェア更新がどういった目的・内容になるかは今後検討していくとのことで、不具合の改修だけではなく、今後は機能拡充なども検討項目になっているという。
また、ソフトウェア更新を行なう際、ユーザーがメニューから選択して自発的に行なうのか、あるいは何らかの通知が来るなどの処置がとられるのか、具体的な操作手順は明らかにされていない。その際の通信料は無料になるとのこと。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew1010.html
( 関口 聖 )
2003/10/10 18:16
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