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米GoogleがWindowsタスクバーに常駐する検索窓「Google Deskbar」公開


タスクバーにGoogleの検索窓が出現。キーワードを入力すると検索結果がポップアップ表示される
 米Googleは6日、Googleの実験的な試みを公開する場所であるGoogleLabsに新しいアプリケーション「Google Deskbar」を公開、ベータテストを開始した。

 Google Deskbarは、Windowsのタスクバーに常駐する検索窓だ。Google Toolbarがブラウザが起動中でなければ利用できないのに対して、Google DeskbarはWindows上でいつでも利用できるのが特徴となる。またキーボードコマンドが充実しているため、素早い操作でGoogleから望む情報を得ることができる。

 タスクバーのフォームに検索語を入力しenterキーを押すだけで検索を開始するのはTookbarと同様だが、この時「Ctrl+N」を入力することでGoogle Newsを検索することも可能だ。その他にもさまざまなショートカットが用意されており、Google Deskbarのメニューでショートカット一覧を確認できる。

 検索結果はまずブラウザではなく、タスクバーの下方右の小さなウィンドウに表示される。このウィンドウは角をドラッグすることでサイズを調整することができ、またブラウザで詳しい検索を行ないたい場合にはクリックひとつでブラウザに移行することもできる。使用してみたところ、この小さなウィンドウは思った以上に使い勝手が良く、Google電卓を使って簡単な計算を行なったり、Google Definitionを使って言葉の意味を調べたりする際に小気味よく動作するため、ブラウザよりも便利な感覚だ。

 Google DeskbarはWindows 2000/XPでのみ動作する英語版アプリケーションで、Windows 98/MEやLinux、Macintosh用のバージョンは用意されていない。またバージョンが若く、ベータテストであることから動作が不安定になったりする可能性を含め、利用する際には十分な注意が必要となる。Googleではこのアプリケーションを改良するため、GoogleLabsが設置したニュースグループなどへのユーザーからのフィードバックを求めている。


関連情報

URL
  Google Deskbar
  http://toolbar.google.com/deskbar/


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2003/11/07 11:55

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