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アップル、「Final Cut Pro」などをG5に最適化するアップデート


 アップルは、オーサリングツール「Final Cut Pro 4」やDVDオーサリング「DVD Studio Pro 2」、ビジュアルエフェクトソフト「Shake 3」について、「Power Mac G5」や「Mac OS X v10.3“Panther”」に最適化するアップデートを行なった。最新バージョンは、Final Cut Pro 4.1、DVD Studio Pro 2.0.2、Shake 3.0.1で、従来バージョンを所有しているユーザー向けに無料で配信する。

 Final Cut Pro 4.1では、「デュアル2.0GHz Power Mac G5」と「Xserve RAID」を利用すれば、完全非圧縮であるStandard Difinition(SD)形式の動画を7本同時に再生できるようになった。Digital Video(DV)形式であれば、Power Mac G5でハードを追加することなく5本同時に再生することも可能だ。アップルによれば、「G5で32ビット浮動小数点レンダリングをした場合、G4よりも2倍以上高速化した」という。

 DVD Studio Pro 2.0.2には、Final Cut Proシリーズと連携するエンコーディングソフト「Compressor 1.1」を付属。G5でCompressor 1.1を使用した場合、エンコーディング作業がG4よりも最大55%高速化したという。

 Shake 3.0.1では、G5でレンダリングした場合、G4と比較して最大45%の高速化を達成。大量データを高速処理できるよう画像処理エンジンにチューニングを施したという。

 いずれも従来バージョンのユーザー向けに提供される。なお、従来バージョンの価格は、Final Cut Pro 4が98,000円、DVD Studio Pro 2が59,800円、Shake 3が614,800円~となっている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.apple.co.jp/news/2003/nov/18proapps.html
  ダウンロードサイト(Final Cut Pro 4.1)
  http://www.apple.co.jp/finalcutpro/download/
  ダウンロードサイト(DVD Studio Pro 2.0.2)
  http://www.apple.co.jp/dvdstudiopro/download/


( 鷹木 創 )
2003/11/19 15:11

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