米America Online(AOL)と米Macromediaは提携し、Macromediaのアプリケーション環境「Macromedia Central」において、AOL Instant Messenger(AIM)とICQの機能を利用可能にすると発表した。
 
  Macromedia Centralは、WebブラウザがなくてもFlashアプリケーションの動作を可能にするアプリケーション環境だ。Webブラウザではオンライン状態でしか利用できないのに対して、Macromedia Centralではオンライン中にPCのHD上にコンテンツを保存しておくことによって、オフラインの状態でもFlashアプリケーションを利用できる。
 
  両社は提携に基づき、AIMとICQ用のAPI(Application Programming Interfaces)および開発ツールを2004年第1四半期より提供開始する。これにより、Flash製品開発者は自分の製品にAIMとICQのIM機能やオンラインプレゼンス機能を組み込むことができる。
 
  IMのコミュニケーション機能や、プレゼンス確認機能をFlashアプリケーションからシームレスに利用できるようにすることによって、ディスカッショングループや仮想教室、マルチパーティによるチャットなど、企業向けや一般ユーザー向けの新しいサービスを制作可能になるという。
  関連情報
 
 
■URL 
  ニュースリリース(英文) 
  http://media.aoltimewarner.com/media/press_view.cfm?release_num=55253603
 
 
 
( 大津 心 )
 
2003/11/20 14:24
 
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