総務省の情報通信審議会は11日、NTT東日本とNTT西日本から9日に認可申請のあった接続約款の変更について総務大臣より諮問を受けたと発表した。審議会ではこれを受け、変更案についてのパブリックコメントを2004年1月14日まで募集する。
NTT東西が総務省に認可申請している接続約款の変更は、社団法人情報通信技術委員会(TTC)において、「DSLスペクトル管理標準(JJ-100.01)第2版」が標準化されたことを受けたもの。ケーブル内の収容や線路長などの利用制限の有無による伝送システムのクラス分けを再分類したほか、スペクトル適合性が未確認方式のシステムについての暫定ルールを削除するとともに、今後は未確認方式の接続を行なわないとの規定も盛り込まれている。
審議会では、寄せられたパブリックコメントを踏まえて総務大臣に答申するとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/031211_4.html
・ NTT東西、DSLスペクトル管理標準第2版に基づく接続約款変更を認可申請(2003/12/09)
( 永沢 茂 )
2003/12/12 15:07
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