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オープンソースデータベースMySQLの利用者が大幅に増加


 データベース市場においては、依然としてMicrosoft SQL ServerとAccessが支配的であるものの、オープンソースデータベース「MySQL」の利用者が急増している傾向にあることがEvans Dataの調査結果により明らかとなった。この調査は、データベース開発者550人を対象に行なわれたもの。

 調査結果によると、Microsoft SQL ServerとAccessの利用者数は、2003年6%増加したのに対して、MySQLの利用者数は30%以上増加した。利用者がデータベースを選択する際に重視したのは、「信頼性」「TCO」「既存環境にデータベースを統合可能であること」だった。

 この結果について、Evans DataのデータベースアナリストJoe McKendrick氏は「安定性や価格、他のデータベースとうまくやっていけるかどうか、ということに対する関心によって、複数の開発企業がオープンソースデータベースソリューションを真剣に検討し、実装するようになった。我々はオープンソースが提供するものが改善し続けられる限り、このトレンドが続くと考えている」とコメントした。

 また、ほかの調査事項ではデータベース開発者のうちの62%が「Linuxを利用することでコストを削減できる」と考えていることが明らかになった。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.evansdata.com/n2/pr/releases/Database_Winter_04.shtml


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/01/06 11:33

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