ルートは、移動体通信システム向け無線基地局「RBR2400/APF」と車載用モバイルルータ「RMR2400」の提供を開始した。価格はいずれもオープンプライス。国内だけでなく海外企業に対しても提供する方針だ。
RBR2400/APFとRMR2400は、IEEE 802.11bとMobile IPをサポートした通信機器。CPUにはIntelのCeleron 400MHzを搭載した。モバイルブロードバンド協会(MBA)標準のプロトコルをサポートし、高速ハンドオーバーや高度な認証機能と暗号化機能を利用できる。
ルートでは、「時速300キロを超える速度でも安定した通信が可能だ」としており、移動中でも最大5Mbpsで通信できるという。鉄道や高速道路などでの利用をはじめ、工場などでの特殊車両の管理、災害救助や遠隔医療などの利用を見込んでいる。
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無線基地局「RBR2400/APF」(左)と車載用モバイルルータ「RMR2400」
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利用イメージ
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.root-hq.com/newsrelease/news040106.html
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( 鷹木 創 )
2004/01/06 17:28
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