インターネット上でストリーミング放送を行なうためのオープンソースのストリーミングサーバー「Icecastバージョン2.0.0」が8日に正式リリースされた。Icecastバージョン2.0は長い間テストを続けてきており、正式公開が待たれていた。
現在リニューアルされたWebサイトに、RedHat9.xとWindows XP/2000/NT用のバイナリパッケージと他プラットフォームにも対応できるソースコードパッケージが用意されている。
Icecast2.0では、前バージョンであるバージョン1.x系統のソースコードが完全に書き換えられ、必要なメモリ量が少なくなったほか、メモリの利用効率が向上したという。さらにこれまで通りMP3ストリーミングをサポートした上で、ファイル容量が少ないといわれるオープンソースのファイル圧縮フォーマット「Ogg Vorbis」をサポートした。また、Webベースの管理者用インターフェイス、新しいリレー中継システムなど新しい機能が加わっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.icecast.org/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/01/09 12:22
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