米GoogleがパークドメインにGoogle AdWords広告を表示させるサービス「Google DomainPark」を開始していることが明らかになった。パークドメインとは、ドメイン名を保有しているものの現在は使用していないページのことで、通常はこうした場所に画一的な広告を表示している。
Google DomainParkでは画一的な広告を表示する代わりに、Googleの持つセマンティック技術を利用してドメイン名の意味を解析し、概念的に関係のあるキーワードを見つけ出した上で関連するGoogle AdWords広告を表示する。そのため、間違ってサイトを訪問した人が広告をクリックする可能性はより高いことになるという。
このサービスを利用するには、最低でも対象となるパークドメインが月間75万ページビューなければならない。またサービス自体はどのようなドメイン名にも対応しているが、表示される広告は英語圏向けに最適化される。
Google DomainParkは、レジストラや大量のドメイン名保有者向けのサービスであるが、これまで経費が流出するだけだったパークドメインから利益をあげられる可能性が出てくることから、対象者にとっては有望なサービスと言えよう。
関連情報
■URL
Google DomainPark
http://www.google.com/domainpark/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/01/13 11:47
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