サイバーエリアリサーチは、Webサイトにアクセスしてくるユーザーの地域に応じて、表示するコンテンツを切り換えられるASPサービス「どこどこJP」の提供を開始した。初期費用105,000円で、HTMLに追加することで地域認識が利用できる専用タグが1ページ分発行される。専用タグの追加は、30,000円/ページ。ページごとの利用料は10,000円(月間10,000PV)から。
どこどこJPは、国内ISP経由でアクセスしてくるユーザーのIPアドレスを識別して、地域を判別するASP方式のサービス。サイバーエリアリサーチのIPアドレス地域マッチングデータベース「SURFPOINT」を利用しており、都道府県レベルでアクセス元を識別できるという。なお、企業、や海外からのアクセス、ドコモAOLやイッツ・コミュニケーションズ、WAKWAKといった一部ISPからのアクセスについては、地域を判別できない。
サイバーエリアリサーチでは、「全アクセスのうち、70~90%のアクセス元地域を判別可能だ。例えば、全国規模で展開する小売業者などのWebサイトで、ユーザーの地域に合わせて店舗情報を配信できる」としている。
関連情報
■URL
どこどこJP
http://www.docodoco.jp/
関連記事:ネットスターら、認証なしでコンテンツの地域限定配信が可能なシステム
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0303/netstar.htm
( 鷹木 創 )
2004/01/21 15:31
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