ドメイン名登録サービス「お名前.com」を運営するグローバルメディアオンライン(GMO)と日本語キーワードサービス「JWord」を展開するアクセスポートは23日、日本語JPドメイン名に対応したWebブラウザ用プラグインソフトを共同開発したと発表した。アクセスポートが提供しているJWordのプラグインソフトに、日本語JPドメイン名対応機能を追加するかたちで2月1日より配布を開始する。
JWordの最新版をインストールしたユーザーは、日本語JPドメイン名を使ってWebサイトにアクセスできるようになる。すでにJWordをインストール済みのブラウザでは、2月1日以降、日本語JPドメイン名を入力すると自動的に最新版にアップデートされる。JWordのプラグインソフトは無料で、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98/95およびInternet Explorer 5.0以上またはMSN Explorerに対応している。
日本語JPドメイン名を含む国際化ドメイン名(IDN)をInternet Explorerで使えるようにするためのプラグインソフトとしては、米VeriSignが開発した「i-Nav」がある。JWordに追加される機能も仕組みとしてはi-Navと同等のもので、今後「.com」「.net」「.org」の日本語ドメイン名にも対応する予定だ。
GMOによれば、i-Navのインストール数は10万台未満に止まっている一方で、JWordは1月20日現在で約1,320万台へインストールされているという。JWordに機能を追加することで日本語ドメイン名の利用環境を促進できると判断し、アクセスポートとプラグインソフトを共同開発することにした。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.gmo.jp/press/release/20040123.html
JWord
http://www.jword.jp/
関連記事:日本語キーワードサービス「JWord」プラグインがバージョンアップ
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/11/07/1041.html
関連記事:IE用の国際化ドメイン名プラグイン「i-Nav」がRFCに準拠
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0730/inav.htm
( 永沢 茂 )
2004/01/23 16:33
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