ネットレイティングスは、2003年12月度のインターネット利用動向調査結果を発表した。本調査によれば、家庭からのブロードバンド利用者が70%に達したという。
前年同月の家庭におけるブロードバンド利用者比率は42%で、1年で28%の伸びを示した。ネットレイティングスによれば、米国の2003年12月におけるブロードバンド利用者数は43%で、日本のほぼ1年前の水準に留まっているという。なお、ネットレイティングスでは実測で128kbps(米国では64kbps)以上の実測値をブロードバンドとして定義している。
ブロードバンド利用者の平均利用時間は、日本・米国ともに1カ月あたり17時間程度とほぼ同じ水準を示した。ただし、平均ページビュー数では米国が1,300PV前後であるのに対し、日本は2,000PV前後と約1.5倍になっている。ネットレイティングスでは「日本は米国に比べてブロードバンド環境比率が高いことで、リッチコンテンツ市場の拡大が本格化することが期待できる」とコメントしている。
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日米におけるブロードバンド利用者比率と訪問回数比率
(Nielsen//NetRatings)
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関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/126_2004release_j_final.pdf
関連記事:Web広告研、「ゴールデンタイム」のブロードバンド利用者数が増加
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/01/13/1728.html
関連記事:ネットレイティングス調査、ブロードバンド人口が50%を超える
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0526/netr.htm
( 甲斐祐樹 )
2004/01/26 17:52
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