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米Brightmailがメール送信元を「正当」「迷惑」に評価するサービスを開始


 迷惑メール対策大手の米Brightmailは26日、信頼できるメールの送信元と迷惑メールの送信元となっているIPアドレスを見極める「Brightmail Reputation Service」を開始したと発表した。

 迷惑メールが増加して対策が講じられるにつれて、迷惑メールを防ぐと同時に正当なメールさえも削除してしまう問題が多くなっている。Brightmail Reputation Serviceは、こうした誤判定を減らすサービスのひとつで、正当なメール送信元IPアドレスが自動的にリストに登録され、正確に迷惑メールを識別できるようにする。迷惑メールの送信元も頻繁に変わるため、同サービスでは、24時間態勢で監視しているという。

 Brightmailの方法では、あるIPアドレスから送信される正当なメールと迷惑メールの総量と、オープンプロキシやオープンリレーであるかどうかといった情報を総合して、そのIPアドレスがメールの送信元として正当であるかどうかを識別する。例えば、ある期間に大量のメールが送信されているにもかかわらず、そこから迷惑メールが1回も送信されていない場合には、そのIPアドレスは正当なものとみなされ、Brightmail Reputation Serviceのリストに登録される。なお、不当なメール送信元からのメールを実際にフィルタリングするかどうかはユーザー自身で判断することになる。

 このBrightmail Reputation ServiceはBrightmailの顧客に対して無償で提供されることになっている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.brightmail.com/pressreleases/012604_reputation-service.html


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/01/27 13:01

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