JNSは2日、Webページの改ざん検知・自動復旧システムの新バージョン「isAdmin for Web 2.0」を発表した。また、データセンターなどの大規模サイト向けに機能を強化した「isAdmin for Web Pro 2.0」も同日より販売を開始した。
isAdmin for Webは、WebサーバーからファイルサイズやHASH値などの情報をあらかじめ取得しておくとともに定期的にチェック。改ざんを検知すると管理者に通知し、自動的に正しいコンテンツに復旧させる。管理者のPCにインストールすることで社内またはインターネット経由で管理でき、サーバー側にエージェントソフトなどをインストールする必要がないため、導入が簡単でサーバーOSにも依存しないというメリットがあるという。
新バージョンでは、Webサーバーをチェックする際の項目を「HASH値検査」「コンテンツ長検査」「日付検査」から選択できるようになったほか、検査時にたどるリンクの対象タグを3種類追加した。また、ログ表示も改善されている。価格は検知機能のみで114,000円、検知と自動復旧機能で195,000円となっている。管理者端末の稼働環境は、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98に対応となっている。
大規模サイト向けのisAdmin for Web Pro 2.0では、自動復旧の際の詳細なオプションが設定できる機能などが追加されている。価格は41万円。稼働環境はWindows XP/2000/NT 4.0となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.jnsjp.com/isadminforweb2_0.html
( 永沢 茂 )
2004/02/03 17:23
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