ヤフーと米Aonの子会社であるエーオン リスク サービス ジャパンは5日、オンライン上の保険代理店事業開始に向けた合弁会社を設立することで合意。両社は2004年2月に、合弁会社「ワイズ・インシュアランス株式会社」を設立、今春をめどにYahoo! Japanサイト上で保険商品の販売を開始する。
新会社ワイズ・インシュアランスの設立時の資本金は5,000万円で、出資比率はヤフーが60%、エーオン リスク サービス ジャパンが40%。米Aonの取締役であるWayne L. Schnapp(シュナップ)氏が代表取締役に就任する。新会社では、今春をめどにYahoo! JAPANのWebサイトにオンライン上の保険代理店を開設し、各種生命保険、損害保険の取り扱いを開始する見込みだ。
米Aonは、保険仲介・コンサルティング事業を世界125カ国以上で展開する国際企業Aonグループの持株会社。エーオン リスク サービス ジャパンはその現地法人にあたる。新会社では、Aonの保険実務ノウハウとYahoo! JAPANのWeb集客力を融合させた保険代理店事業を行なっていくという。
設立にあたって、新会社ワイズ・インシュアランス代表取締役となるSchnapp氏は、「保険業界にとっても新たな販売チャネルとなりえ、新しい顧客層を開拓していく、非常に意味のあること」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://docs.yahoo.co.jp/info/pr/release/2004/0205_a.html
エーオン リスク サービス ジャパン
http://www.aon-japan.com/jp/
( 工藤ひろえ )
2004/02/05 18:35
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