NECは9日、トリップワイヤ・ジャパン、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)と協業し、セキュリティソフト分野における製品開発および販売について協業すると発表した。協業内容は、セキュリティソフトの販売、製品サポート、共同プロモーションの3点。
セキュリティソフトの販売についての協業は、NECとKCCSの両社が販売しているセキュリティソフトを相互に供給し販売するもの。NECは、改ざんされたデータを自動的に復旧するソフトウェア「SERVERW@TCH for Tripwire」をKCCSに提供する。また、KCCSはサーバー上にあるデータの変更を検出してシステムの整合性を保証する、トリップワイヤ製の「Tripwire for Servers」をNECに提供する。
製品サポートについての協業は、「SERVERW@TCH for Tripwire」と「Tripwire for Servers」を組み合わせたシステムの動作検証を3社共同で実施し、ユーザーからの問い合わせへの対応やバージョンアップ情報の提供などを行なう。また、共同広告の実施など、マーケティング活動や販売推進活動での協力も行なう。
NECでは今回の協業にあわせて、「Tripwire for Servers 4.0 日本語版」と「SERVERW@TCH for Tripwire Ver1.1」のセット商品「SERVERW@TCH/Tripwireパック」を製品化し、2月27日から販売を開始する。販売価格は326,000円。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0402/0901.html
関連記事:トリップワイヤ、ネットワークを監視して整合性を保証する2製品
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0715/tripwire.htm
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http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/09/17/472.html
( 三柳英樹 )
2004/02/09 15:46
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