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Mydoomの影響でセキュリティサイトのアクセスが急増


 米Nielsen//Netratingsは9日、1月25日から2月1日にかけてSymantecやMcAfeeのWebサイトでアクセスが急増していたことを発表した。1月26日に発見され、現在も流行中のウイルス「Mydoom」の影響によるものと分析。ウイルス駆除ツールのダウンロードを目的としたアクセスだとしている。

 発表によると、2月1日の「Symantec Security Response」トップページへのアクセスは、ユニークユーザー数で222万。1月25日のアクセス数80万5,000と比較して、176%の増加となる。また、McAfeeのWebサイトについても、1月25日のアクセス数122万8,000から86%増加し、2月1日には227万9,000に達した。なお、Trend Microのサイトについては、1月25日時点のデータがないため比較できないが、2月1日時点では44万9,000のアクセスを計測している。

 Nielsen//Netratingsでは、参考データとして同時期におけるほかのサイトのアクセス状況も発表。米Apple Computerの音楽配信サイト「iTunes」では、2月1日に70万3,000アクセスに達し、1月25日の29万2,000アクセスと比較して141%増加した。このほか、NFLの「Super Bowl」の影響でCBS TelevisionのWebサイトでもアクセス数を増やしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文、PDF)
  http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_040209.pdf

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( 鷹木 創 )
2004/02/10 17:21

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