フリービットは13日、バリオセキュア・ネットワークスの統合型セキュリティアプライアンスを利用した「フリービットマネージドセキュリティサービス」を同日より提供すると発表した。運用・管理まで含めたセキュリティサービスを、提携ISPの顧客企業向けに提供する。
バリオセキュアのアプライアンスは、国内で唯一、ICSA(International Computer Security Association)のファイアウォール認定を取得したものだという。さらに、ルータ、IDS(不正侵入検知システム)、VPN、コンテンツフィルター、ウイルス対策などの機能も必要に応じて利用可能だ。これにセキュリティポリシーの作成や設定・管理、遠隔監視などの運用面のサービスもあわせて提供されるため、導入や運用が容易に行なえるとしている。
料金は、50人以下の中小規模企業で導入する場合の基本的な機能の組み合わせで、初期費用が6万円台から(アプライアンス代とファイアウォール代込み)、月額料金が2万円台からとなる。これには、セキュリティポリシーの作成支援や設定、24時間監視、管理者ツール、レポーティングなどの基本的な機能の費用も含まれている。
フリービットでは現在、約200社のISPとネットワークの提供などで提携しており、今回のサービスはこれら提携ISPを通じて提供するものとなる。13日時点でサービスの取り扱いを開始した具体的なISPについては明らかにしていないが、すでにISP向けにサービスの説明会を実施しているとしており、今後、取り扱いISPが増えてくると思われる。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.FreeBit.Com/press/pr2004/20040213.html
サービス概要
http://www.freebit.com/services/mss.html
( 永沢 茂 )
2004/02/13 14:58
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