KDDIは、同社が運営するIP電話サービスから携帯電話・PHS宛ての通話料金を3月1日より改定する。新料金は携帯電話宛てが60秒19円、PHS宛てが60秒10円と1通話につき10円。
料金改定の対象となるのは、個人向けIP電話サービス「KDDI-IP電話」、法人向けの「KDDI-IPフォン」「KDDDI-IPフォン セントレックス」。ただし、携帯電話・PHS両方の通話料金が変更となるのはKDDI-IP電話のみで、法人向けサービスではPHS宛ての通話料金のみ変更となる。また、KDDIのVoIP基盤網を利用した提携プロバイダーのIP電話サービスについては、プロバイダーごと対応が異なるという。
改定後の携帯電話・PHS宛て通話料金は、60秒単位の課金に統一される。改訂前の通話料金と比較すると、携帯電話は30秒10円から60秒19円へ変更となる。1分間あたりの通話料金は1円安いが、課金単位が30秒から60秒へ拡大されたため、利用時間によっては改定後が高い。
PHSの場合、「90秒20円」から「60秒10円に加え1通話10円」に改められる。3分あたりの通話料金は40円と同額だが、それ以上通話時間が延びると改定後が安くなる。ただし、携帯電話と同様課金単位が90秒から60秒へ変更されているため、こちらも利用時間によっては改定後が高くなる場合がある。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2004/0217/index.html
関連記事:DION、フレッツ・ADSLとIP電話のセットプラン(BroadBand Watch)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/3292.html
( 甲斐祐樹 )
2004/02/17 16:44
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