米VeriSignは17日、ドメイン名の登録状況などを調査したレポート「The VeriSign Domain Report」を公開した。レポートによれば、2003年に全世界で新たに登録されたドメイン名は1,700万件以上で、ドメイン名の総登録件数は6,000万件を超えたとしている。
同レポートは、「.com」や「.net」などの汎用トップレベルドメイン名(gTLD)と、「.jp」や「.de」などの国別トップレベルドメイン名(ccTLD)の登録状況についてまとめたもの。調査によれば、gTLDでは「.com」が全体の44%を占め、以下は「.net」が8%、「.org」が5%などとなっている。米VeriSignが登録業務を行なっている「.com」と「.net」については、2003年末の段階で総登録件数は2,700万件、毎月約100万件弱の新規登録が行なわれており、ドメイン名契約を更新する割合は50~70%で推移しているとしている。
一方、ccTLDでは「.de」がドメイン名全体の12%を占め、「.uk」が8%、その他のccTLDが19%となっている。現在、240以上の国や地域にccTLDが定められているが、そのうちの上位10か国のccTLDによるドメイン名が、ccTLDドメイン名全体の71%を占めている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.verisign.com/corporate/news/2004/pr_20040217a.html
The VeriSign Domain Report(英文、PDF)
http://www.verisign.com/nds/naming/domainbrief/dnib_report_021204.pdf
( 三柳英樹 )
2004/02/18 18:57
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