NTT東日本は19日、Bフレッツビジネスタイプを利用しているユーザー向けに簡単にリモートアクセス環境を提供するサービス「フレッツ・アクセスポート」を2月26日より提供開始すると発表した。
フレッツ・アクセスポートは、回線環境としてBフレッツビジネスタイプを利用しているユーザーが追加で申し込むことによって、リモートアクセスの着信を可能にするサービス。例えば、本店でフレッツ・アクセスポートを申し込むことによって、フレッツ・ADSLを利用している支店が地域IP網経由で本店にアクセスすることができるようになる。
従来より企業向けサービス「フレッツ・オフィス」では、リモートアクセスの着信を可能にするサービスが提供されていた。しかし、フレッツ・オフィスでは、センター拠点と地域IP網とを専用線で接続しなければならず、ユーザーから「フレッツ回線でできるようにしてほしい」という声が出ていたという。
フレッツ・アクセスポートのクライアントユーザーは、フレッツ・ISDNやフレッツ・ADSL、Bフレッツ、Mフレッツから接続可能。接続先設定を変更するだけで、インターネットを介さないリモートアクセスができるようになる。「インターネットを経由しないため、セキュリティ面も高いと言える(NTT東担当者)」だという。
料金は、回線使用料としてBフレッツビジネスタイプの月額料金のほかに、同時着信可能数2、登録可能ユーザーID数20までの場合で月額15,000円。以後、同時着信可能数2、登録ユーザーID数を20追加するごとに月額8,000円の追加料金が必要だ。サービス提供エリアは、NTT東日本のBフレッツ提供エリア内。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0402/040219.html
( 大津 心 )
2004/02/19 19:37
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