韓国Mayhill社、壁紙ドットコム、サイバー・コミュニケーションズの3社は23日、同日より「動画壁紙」の配信実験を行なうと発表した。
実験で提供するのは、Mayhillの開発した壁紙の動画音声再生システム「X-Movie」による動画壁紙。X-Movieは、プレーヤープログラムとムービーファイルが一体となったアプリケーションで、ダウンロードしたファイルをダブルクリックするだけで壁紙やスクリーンセーバーの状態で高画質な再生が可能だという。
実験では、壁紙ドットコムが運営する「壁紙.com」で、約1カ月にわたってX-Movieによる動画壁紙を無料でダウンロード配布。ユーザーアンケートなどを通じてコンテンツ展開や広告展開の可能性を検討する。実験で配布する映像は植物や昆虫などの映像ファイル5種類で、5~6分程度の動画でファイル容量は50~60MBになる。対応OSはWindows XP/2000/Me/98SE。
壁紙ドットコムによれば、韓国ではすでに3年ほど前よりX-Movieが有料ビジネスとして展開されており、個人ユーザーに多く利用されているほか、企業がマーケティング活動にも活用する例もある。デジタル著作権管理機能を備えており、音楽のプロモーションビデオをはじめ、タレントの有料コンテンツも提供されているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.gmo.jp/press/release/200402232.html
壁紙.com
http://www.kabegami.com/
( 永沢 茂 )
2004/02/23 18:45
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