米国民の3分の1以上がサーチエンジンを利用しており、最も人気のあるサーチエンジンはGoogleであるとの調査結果を米Nielsen//NetRatingsが23日に発表した。
調査よると、2004年1月にサーチエンジンを使用した米国人は1億1,450万人で、人口の約39%に相当する。これは、インターネットを利用できる米国民の76%に相当している。
利用したサーチエンジンを見ると、39.37%がGoogleを使用。次いで30.38%がYahoo! Search、29.63%がMSN Search、15.53%がAOL Search、8.49%がAsk Jeevesと続いた。検索する際に重視することをインターネット利用者に聞いたところ、51.8%が「適切な情報を見つけられること」、34%が「信頼できる結果を得られる」、33%が「速く結果が得られる」と回答している。
米Yahoo!は18日、Googleに代わるであろう新しい検索技術の導入を発表し、その中で「この新しい技術の配備が完了すると、Yahoo! Searchテクノロジーは米国のインターネット検索の半分近くを占めるようになる」とコメントしている。Yahoo! Searchが新しくなったことで、米国におけるサーチエンジンのシェア争いがどのように変化していくのかに注目が集まりそうだ。
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■URL
ニュースリリース(英文、PDF)
http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_040223_us.pdf
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/02/24 12:27
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