エイブルは、賃貸アパートやマンションを対象にしたインターネット接続サービス「エイブルBB」を2004年6月より開始すると発表した。利用料金や詳細は未定。
エイブルBBは、エイブルが管理業務を請け負う賃貸住宅にNTT東日本のBフレッツやフレッツ・ADSL回線を導入し、各住居に対しインターネット接続サービスを提供するもの。各住居にはグローバルIPアドレスが動的に割り当てられるほか、独自のネットワーク監視技術を採用したことで、利用料金の低廉化を実現したという。
入居者は、プロバイダーの入会手続きや電話回線を用意することなくサービス利用が可能。一方、エイブルBB導入に伴う工事費用はエイブル側で負担するため、家主は新たな費用負担なく、物件の高付加価値化が図れるとしている。
同社では2004年6月より首都圏の賃貸住宅を対象に試験サービスを開始し、2004年中に全国展開を開始する予定。目標加入者数は1年間で累計1万人、3年間で累計5万人、5年間で累計10万人。
また今後は、エイブルBB向けの動画配信サービスや専用Webサイトの提供を予定しているほか、インターネット上で管理業務および入居者サービス業務も行なう方針だという。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.able.co.jp/download/IR20040224.pdf
エイブル
http://www.able.co.jp/
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( 村松健至 )
2004/02/26 15:19
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