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ネットレイティングスが発表したブログユーザー数。ココログユーザーが急増しているのが特徴
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ネットレイティングスは27日、2004年1月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を発表した。1月度はブログサービス利用者数を中心に調査されている。
調査は、同社が契約顧客に提供しているインターネット利用動向情報サービスのデータを基にしたものであり、2004年1月1日から31日までのWebサイトおよび広告サービスのユニークオーディエンスのランキングを示したもの。今回のブログ調査における利用者とは、ブログ開設者とブログ閲覧者を合わせた数となっている。
調査によると、日本で最も利用者を集めているブログは「はてなダイアリー」で202万人(2003年12月度157.8万人)、2位は「ココログ」で59.4万人(同18.5万人)、3位「マイプロフィール」30.3万人(同24.4万人)、4位「ブログピープル」28.4万人、5位「livedoor Blog」20.6万人と続く。全体的に2003年12月度調査より利用者数を増やしているが、ココログは前月比で321%で利用者数が急増していることがわかる。
はてなダイアリーが人気を集めている要因は、「日記を書くと文章中に同じキーワードを持つほかの日記にリンクして関心を共有できる仕組みにある」と同社では分析している。
調査に関してネットレイティングスの萩原雅之社長は、「ブログはトラックバック機能により、各ページが相互につながるため利用者の回遊性が高く、いったん普及すると急速に拡大する特徴がある。個人ページよりビジネスへの展開の可能性が高く、大手ISPも競って参入している状況だ」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/227_2004release_j_final.pdf
( 大津 心 )
2004/02/27 12:56
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