パワードコムは、同社が運営するISP事業「Powered Internet(以下POINT)」を7月1日付けでドリーム・トレイン・インターネット(以下DTI)に事業統合すると発表した。
パワードコムとDTIは、これまでISP事業において業務提携を行なっているが、新サービスの提供力・販売力の強化などを目的としてパワードコムの個人向けインターネット事業部門を分割し、DTIに統合する。これにより、DTIは既存の会員数28万人とPOINTの会員数20万人を合わせた、会員数50万人(うち、ADSLやFTTHサービスを利用しているブロードバンド会員は25万人)のISPとなる。また、分割に際してDTIが新たに発行する株式40,108株を全てパワードコムに割り当て交付するため、パワードコムはDTI株式の96.2%を保有することになるという。
統合後は、FTTHサービスを主軸とした新サービスの提供、IPv6やデジタル家電を介したサービスの開発、カスタマーサポートの向上を図るという。なお、現在のPOINT及びDTIユーザーは、事業統合後も現在のサービスや特典をそのまま利用できる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(パワードコム)
http://www.poweredcom.net/news/04_news/040322b.html
ニュースリリース(DTI)
http://www.dti.ad.jp/company/release/20040322.html
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( 大久保有規彦 )
2004/03/22 17:05
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