ジュピターテレコム(J-COM)は25日、アットネットホーム(@NetHome)の株式のうち住友商事の保有分をすべて取得したと発表した。これにより、J-COMが@NetHomeの株式の100%を保有することになる。
@NetHomeは、ケーブルテレビ局を対象に、インターネット接続サービスとコンテンツ配信を提供するISP。これまで同社の株式は、J-COMが87.44%、住友商事が12.56%を保有していたが、今回の取得により@NetHomeはJ-COMの100%出資子会社となる。
J-COMの森泉知行社長は、「今回の株式取得の目的は、競争の激しいデジタル時代を迎えるにあたり、アットネットホームのブロードバンドインターネット事業におけるオペレーションのさらなる効率化を図り、競争力を高める事にあります。今後は、両社の協力体制を強化し、スピード感あふれるサービスの提供を目指していきます。また、アットネットホームが今後も、日本最大のケーブルインターネット・プロバイダーとして、益々活躍することを期待します」とコメントしている。
現在、@NetHomeはJ-COM以外のケーブルテレビ局に対してもサービスを提供しているが、これについては今後とも従来と同様にサービスを提供するとともに、さらに提供先を拡大していきたいとしている。
関連情報
■URL
ジュピターテレコム
http://www.jcom.co.jp/corporate/
@NetHome
http://www.jp.home.com/
( 三柳英樹 )
2004/03/25 16:45
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