セキュリティフライデーは5日、ギガビットネットワークに接続された企業内のWindowsファイルサーバーへのアクセスを監視できる情報漏洩対策ソフトウェア「VISUACTTM-G」を開発し、2004年6月に販売開始すると発表した。価格は、1サーバーあたり250万円から。
VISUACTTM-Gは、同社が開発したWindowsネットワーク解析ソフト「VISUACTTM」の技術を高速化し、Windowsファイルサーバーへのアクセスパケット(SMB/CIFS)をリアルタイムで解析し、社員が読み書きしたログを保存できるというもの。高速化により、ギガビットネットワークにも対応した。ログを保存することにより、情報漏洩の抑止力として活用できるとしている。
従来よりWebアクセスやメールの監視は比較的容易とされていたが、Windowsファイルサーバーへのアクセスは、プロトコルが非公開な上に複雑なため、アクセス内容を把握することが難しかったという。
VISUACTTM-Gでは、Windowsファイルサーバーへのアクセス解析が可能になったほか、高速フィルタリング機能を搭載したことにより、出力されるログファイルは、テキスト形式で全パケット量の約1,000分の1(参考値)のファイルサイズに収めることができたという。これにより、250GBのハードディスクの場合で1~2カ月、さらに圧縮ファイルを利用すると6カ月~1年分のログを記録することが可能になったとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.securityfriday.com/jp/contents/press/press20040405.pdf
( 大津 心 )
2004/04/05 13:41
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