日本テレコムは5日、データセンターサービス「Data Center」にて、メールのフィルタリングサービス「専用ホスティング メールフィルタリングサービス(メールフィルタリングサービス)」を提供開始すると発表した。
メールフィルタリングサービスは、同社のデータセンターサービス「Data Center」を利用しているユーザー向けに、メールフィルタリング専用のサーバーを新たに設置するというもの。これにより、“社外秘”となるデータの検閲や高速なフィルタリング機能を提供することができるという。サービスの性質上、必要なサーバー数などがユーザーごとに異なるため、価格は個別見積りとなる。
具体的には、「秘密事項」などのキーワードによるフィルタリング機能や「ヘッダ」「本文」「添付ファイルのキーワード検査」「ファイル名」などによるチェックも可能。配送制御機能によって、メールの送信禁止や保留、管理者による検閲もできる。また、専用サーバー上に大容量のハードディスクを搭載するため、追加料金なしでメールの保存・閲覧機能を提供できる。また、ユーザーの要望によって新たに機能を追加することも可能だという。
日本テレコムによると、「昨今の個人情報漏洩事件の頻発や個人情報保護法などにより、企業では個人情報保護ニーズが高まっている。当サービスにおいても、そのようなユーザーニーズに応える形で提供開始となった。また、スパムメール対策としても利用できるだろう」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/2004/apr/nr040405/nr_fs.html
( 大津 心 )
2004/04/05 17:23
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