オーケイウェブは6日、同社が運営しているQ&Aコミュニティサービス「OKWebコミュニティ」を活用したセルフサポートサービス「Support Through」の提供を開始した。
OKWebコミュニティは、約30万人の会員が参加し、270万件を超えるQ&Aデータを備えたQ&Aコミュニティ。疑問を持った会員が質問を投稿すると、質問に答えられる会員が回答する仕組みとなっており、回答はデータベースに保存・蓄積される。
Support Throughは、企業のWebサイトに導入することによって、その企業を訪れた“疑問を持ったユーザー”をOKWebコミュニティに誘導することができるというもの。OKWebコミュニティのサポートや運営はすべてオーケイウェブが行なっているため、導入企業はサポートコストが削減できるという。利用料金は、月額契約方式でサポートのカテゴリ数やサポート数などにより異なり、基本的に個別見積りでの対応になるという。
セキュリティベンダーのトレンドマイクロが2003年11月にSupport Throughを導入したところ、3カ月間でテクニカルサポートに寄せられるメール数がほぼ30%減少したとしている。オーケイウェブは、「他社製品に対する問い合わせなど、『自社では回答できないが、無視することもできない』ような質問などはOKWebコミュニティに誘導する、といった利用方法が有効だろう」と語った。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.okweb.co.jp/news/press_log/press040406_supportt.html
( 大津 心 )
2004/04/06 17:07
- ページの先頭へ-
|