GMOグループのGMOホスティングアンドテクノロジーズと日本ジオトラストは12日、1台のサーバーで複数のホスト名に対応するワイルドカード証明書「トゥルービジネスIDワイルドカード(ワイルドカード)」を提供開始した。価格は年額165,900円。
ワイルドカードは、WebサイトをSSL対応させる場合に必要な「サーバー証明書」を、従来のホスト名単位からサーバー台数単位で取り扱うサービス。ワイルドカードでは、1台のサーバ筐体で同一のドメイン名またはサブドメイン名を運用している場合であれば、1つのサーバー証明書を契約するだけで、複数のホスト名に無制限に対応可能だ。
従来のサーバー証明書サービスでは、ホスト名単位での契約となるため、1台のサーバーで複数のホスト名を運用している場合でも、ホスト名分の契約が必要だった。例えば、1台のサーバーで「internet.impress.co.jp」と「www.impress.co.jp」を運用しており、これらをSSL対応にさせたい場合、従来はホスト名単位での契約が必要なため2契約が必要だった。しかし、ワイルドカードではサーバーの台数単位での契約となるため、1契約となる。ただし、ドメイン名は一致していなければならない。
そのほかの機能では、128bitの鍵長に対応しているほか、7日間の完全返金保証などが提供されている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.geotrust.co.jp/ssl_press/1081758170.html
( 大津 心 )
2004/04/12 19:33
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