NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は13日、OCNの法人向けインターネット接続サービスとハウジング用接続サービスの利用者向けに、Webサイト閲覧時のセキュリティ機能を提供するサービス「OCN Webゲートウェイサービス」を5月18日に開始すると発表した。WebウイルスチェックとURLフィルタリングの2つの機能を、OCN網内に設置したNTT Comのゲートウェイサーバーで提供する。
Webウイルスチェックは、Webサイトを閲覧するだけで感染するウイルスの感染を防ぐもので、トレンドマイクロのウイルス対策ソフト「InterScan Web Security Suite」により提供する。利用企業のユーザーがインターネット上のWebサーバーにアクセスする際にウイルスの感染をチェックし、ウイルスを感知した場合には警告メッセージを表示し、閲覧やダウンロードをブロックする。
URLフィルタリングは、デジタルアーツのフィルタリングソフト「i-フィルター Business Edition」によるもの。アダルトや暴力、違法行為などに関する54カテゴリーの中から、企業内での閲覧が不適切なサイトを選択することで、アクセスをブロックできる。
初期費用は、基本工事料が1,050円、サーバー工事料が10,500円(新規の場合)となっている。月額利用料は、OCN接続サービスの種別や帯域によって異なり、Webウイルスチェックが8,400円から、URLフィルタリングが12,600円から。4月14日から年4月22日までに申し込んだ先着500社に対して、サービス開始から6月30日までの利用料金を無料にするキャンペーンも実施する。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2004NEWS/0004/0413.html
サービス概要
http://www.ocn.ne.jp/business/security/webgw/
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( 永沢 茂 )
2004/04/13 17:21
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