AMD、Intergraphとのマイクロプロセッサ特許訴訟で和解

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AMD、Intergraphとのマイクロプロセッサ特許訴訟で和解

　米Advanced Micro Devices（AMD）は12日（米国時間）、Intergraphと係争していた特許訴訟で和解したと発表した。

　Intergraphは、クリッパー（Clipper）と呼ばれるシステム記憶管理技術に関するマイクロプロセッサ特許を、AMDのチップが侵害しているとして米国カリフォルニア北地区連邦地裁に提訴していた。

　和解によって、AMDはIntergraphからクリッパー特許に関するライセンスを、2005年～2007年にわたる3年間で結んだ。これに加えてAMDとIntergraphは、このほかで継続している訴訟なども取り下げ、包括ライセンスを結ぶという。

　この結果、AMDは2004年5月7日までに1,000万ドル支払い、さらに、AMD Computation Product部門の営業利益の2％を、年間500万ドルを限度として2005年から2007年の3年間支払う。したがって、合計額は最大で2,500万ドルとなる。

　AMDは2004年1月15日に、米国裁判所に侵害の不存在を確認するための訴訟を提起していた。この訴訟によって、クリッパ特許は、無効であるかまたはAMDのマイクロプロセッサ製品が侵害していないとの判断が下されていた。

関連情報

■URL
　 AMDリリース（英文）
　 http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~84340,00.html
　 InterGraphリリース（英文）
　 http://www.intergraph.com/press04/Release040412.asp

（ Gana Hiyoshi ）
2004/04/14 13:56

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