オープンソースの普及や啓蒙活動を推進するオープンソースグループ・ジャパンは19日、米Open Source Initiative(OSI)がオープンソースライセンスであると認めている、全52種類の日本語参考訳を公開した。
OSIは「オープンソースの定義」を定めており、その定義に沿う52種類のライセンスを“オープンソースである”と承認している。これらのうち、従来までは「GNU General Public License(GPL)」や「GNU Library or “Lesser” General Public License(LGPL)」などの有名なものだけが日本語化されていた。
今回オープンソースグループ・ジャパンでは、VAリナックスやトップスタジオの協力を経て、未だ日本語されていないライセンスの日本語化を実施した。ただし、これらの翻訳文は参考訳であり、各ライセンスを適用したソフトウェアの頒布条件を法的に満たすためには、英語版テキストで指定された形式にしなければならない。
同グループでは、「これらの参考訳が、オープンソースライセンスをより良く理解する助けとなると考えている」とコメントしている。
関連情報
■URL
OSI承認ライセンス 日本語参考訳
http://opensource.jp/licenses/
( 大津 心 )
2004/04/19 20:39
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