ソフォス、中小企業向けウイルス対策ソフトをリリース

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ソフォス、中小企業向けウイルス対策ソフトをリリース

アラン・ブロデリック代表取締役社長

　ソフォスは、中小企業向けウイルス対策ソフト「Sophos PureMessage Small Business Edition（日本語版）」「Sophos Aiti-Virus Small Business Edition（日本語版）」「Sophos Small Business Suite（日本語版）」を発売する。

　Sophos PureMessage SBEは、メールサーバー向けウイルス対策ソフト。ウイルスメールをフィルタリングする機能を備えており、送受信するメールに添付されたウイルスを削除できる。特定のメールを選別することも可能だ。また、レポート出力機能も搭載している。IISが稼働しているWindows Server 2003/2000 Serverや、Exchange Server 2003/2000 Serverに対応し、価格は5ユーザーで31,500円から。

　Sophos Aiti-Virus SBEは、サーバーおよびクライアントPC向けウイルス対策ソフト。インストールしたサーバーやPCに対して、ウイルス定義ファイルを自動的にアップデートするようになっている。また、管理ツール「Sophos Control Center」で一括管理や、サポートニュースの表示などが可能だ。Windows Server 2003/XP/2000/2000 Server/Me/98SE、およびMac OS X 10.2以降に対応する。価格は5ユーザーで52,500円から。

　Sophos Small Business Suiteは、PureMessage SBEとAiti-Virus SBEをパッケージしたもの。こちらの価格は、5ユーザーで68,250円からとなっている。なお、いずれの製品も、自宅での使用や、Linuxなどサポート外のOSでの利用に関してはライセンスに含まれていない。また、エンタープライズ向けに提供している、ウイルス定義ファイルなどを収録した「月次CD-ROM」の配布も行なわない。


PureMessage SBEのインストール画面	こちらは、Aiti-Virus SBEの管理ツール「Sophos Control Center」

　「最近の傾向として、中小企業に対するウイルスのリスクが増大している。3,731件の有効回答を得た調査では、従業員数50名までの中小企業のうち、87％が何らかのウイルス対策を実施していると回答したものの、そのうちの60％以上が、十分にアップデートをしていないことが判明した」（ソフォスのアラン・ブロデリック代表取締役社長）という。「シンプルで簡単なウイルス対策ソリューションを提供し、専門の管理者を置いていない中小企業の負担を減らしたい」としている。


「最近は、中小企業に対するウイルスのリスクが増大する傾向にある」という	「多くが何らかのウイルス対策を実施しているが、そのうちの半数以上が、十分にアップデートをしていない」と警告

関連情報

■URL
　製品情報
　 http://www.sophos.co.jp/products/small_business/

（鷹木創）
2004/04/20 16:49

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