サイボウズは20日、グループウエア「サイボウズ ガルーン」と富士通の「FENICS IP電話サービス」を連携する技術を富士通と共同で開発したと発表した。これにより、サイボウズガルーンの画面上で、電話の発着信履歴や留守番電話の設定などが可能となる。
今回の共同開発は、富士通がIP電話とグループウェアの連携用システムを開発し、サイボウズがグループウェアのテンプレートや発着信履歴や留守番設定を行なうアプリケーションの開発を行なった。新機能は、サイボウズから5月17日に出荷開始される「サイボウズ ガルーン 夏版 2004」に搭載される。
FENICS IP電話サービスとサイボウズガルーンを利用している企業であれば、ポータル画面上に留守中の着信履歴を表示することや、ユーザー名簿の画面に内線電話をかけるボタンを表示することなどが可能となる。システムを開発した富士通では、IP電話の低コストというメリットに、グループウェアと連携することでさらに利便性が向上するとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.cybozu.co.jp/company/news/release.cbml?f=20040420_1
■関連記事
・ ポータル型グループウェア「サイボウズ ガルーン」最新版発売(2004/04/12)
( 三柳英樹 )
2004/04/20 20:20
- ページの先頭へ-
|