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アライドテレシス、IPv6関連の事業戦略を発表


事業戦略について説明するアライドテレシス代表取締役の高木弘幸氏
 アライドテレシスは22日、IPv6への取り組みと今後の事業戦略を発表した。今後3年間に開発費の70%をIPv6対応製品の開発に投入し、2007年度にはIPv6対応製品で300億円の国内売り上げを見込むとしている。

 アライドテレシスでは、今後IPv6を普及させるための要素として、P2Pアプリケーションの開発や、IPv6対応のセキュリティ技術の開発、対応機器製品の高性能化と低価格化を挙げ、これらの実現のために今後3年間は開発費の70%をIPv6関連の開発に投入することを明らかにした。

 また、具体的な製品としては、IPv6に対応したエッジスイッチ「CentreCOM 8948XL」を、9月までトライアルキャンペーンとして104万7,900円で提供する。こうした活動により、2007年までにIPv6対応製品の国内売り上げを300億円、IPv6対応スイッチ市場で国内20%のシェア獲得を目標にするとしている。

 アライドテレシスの高木弘幸代表取締役によれば、IPv6関連製品の主な市場としては、ISP、大学関係、自治体、医療機関などを当面の重点的な市場と位置付けており、まずは日本でIPv6の市場を固めた後に、アジアなど今後IPv6の普及が期待される各国でもシェアを獲得していきたいとしている。


関連情報

URL
  アライドテレシス
  http://www.allied-telesis.co.jp/


( 三柳英樹 )
2004/04/22 13:15

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