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米Palisade Systems、P2Pファイル交換を監視できるアプライアンス


 米Palisade Systems社は21日、P2Pファイル共有ネットワークなどを対象に、違法ファイルの交換を検出できるアプリケーション管理アプライアンス「PacketHound 3.0」を発表した。価格は、2,860ドルから。コンテンツを識別するためのアドオンモジュールは、アプライアンス1台につき2,000ドルとなる。

 PacketHound 3.0は、P2Pファイル共有ネットワークやインスタントメッセージなどのネットワーク内において、著作権付きファイルが違法に交換されていないかを検出・遮断できるアプライアンス製品。P2P、インスタントメッセージ、メール、FTPを対象に監視できる。

 この違法交換の検出技術はAudible Magicの技術を利用したものだ。Palisade SystemsとAudible Magicは、2003年9月にファイル交換監視技術に関して提携しており、PacketHound 3.0には、Audible MagicのCopySense技術が搭載されている。

 CopySenseは、5大レコード会社を含む500社の400万曲を超える楽曲が、識別データを付与された状態でデータベースに保存されている。このデータベースには、毎週5,000曲以上が新曲として登録されているという。PacketHound 3.0では、違法ファイル交換を検知する際に、このデータベースに問い合わせて照合することによって、合法・非合法を確認する仕組みだ。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.palisadesys.com/news&events/press_releases/ph3.0release.shtml


( 大津 心 )
2004/04/22 14:34

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