ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は22日、Linuxサーバー管理ソフトウェア「HDE Controller 3.5」を5月26日に発売すると発表した。対応OSはRed Hat Enterprise Linux、Red Hat Linux、Turbolinux、MIRACLE LINUXなど。価格は企業向けの「Professional Edition」が118,335円、個人向けの「Personal Edition」が31,290円。
HDE Controllerは、Linux上のWebサーバーなど各種サーバーの設定や、OSのアップデートといった管理作業をWebブラウザから行なえるようにするソフトウェア。設定はすべてGUI画面から行なえるため、コマンドを覚えなくてもサーバーの設定・管理が可能になるとしている。
バージョン3.5では、ログ監視機能、QoSへの対応、自己監視機能のグラフ表示などが新たに追加された。また、OSアップデート機能を強化し、パッケージの依存関係を解決しながらのアップデートを可能とした。このほか、メーリングリスト機能やパケットフィルタ機能も強化されている。
パッケージは通常版のほかに、アカデミック版と前バージョンユーザーのための優待価格版対象が用意される。アカデミック版の価格は、Professional Editionが83,475円、Personal Editionが20,790円。優待価格版はProfessional Editionのみで20,790円。また、バージョン3.5の発売に合わせて、9月末までの期間限定で「Personal Edition キャンペーン版」を19,800円で販売する。
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■URL
ニュースリリース
http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200404220
( 三柳英樹 )
2004/04/22 16:42
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