アイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech)は26日、企業のメールシステムのセキュリティレベルなどを診断する「セキュリティ健康診断サービス」を提供開始した。価格は100万円から。
IIJ-Techでは、ウイルス感染経路の94%がメール経由であると例示し、このことから社内のメール運用方法の見直しや徹底が必要だと指摘した。セキュリティ健康診断サービスでは、「インタビュー」「ドキュメントレビュー」「テクニカルレビュー」の3項目を実施し、企業メールシステムのセキュリティを診断するというもの。
インタビューでは、CIOやCSOなどの経営層へのインタビューにはじまり、情報システム部や企画部などの企画層、ユーザー層の3層に分けて、メールの利用方法を聞き取り調査を行なう。次にドキュメントレビューでは、セキュリティポリシーやメールシステムなど、メールセキュリティに関連したドキュメントについて聞き取りをする。最後にメールサーバーの脆弱性検査を実施し、メールサーバー自身の脆弱性や外部からの不正中継への対応状況など、技術面に関しての調査を実施する。
これらの調査を踏まえて、IIJ-Techでは分析を実施し、報告会を開催。評価診断書を提出する。分析結果がでるのは、おおよそ調査終了後、1~2週間後だとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2004/0426.html
( 大津 心 )
2004/04/26 19:51
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